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Arch Linux 2012.12.01をインストールする

 Arch Linux 2012.12.01をインストールした手順の記録です。インストールメディアはarchlinux-2012.12.01-dual.isoを使用しています。 Installation Guide (日本語) – ArchWikiの内容と重なる部分が多いですが、自分なりに注釈を加えて記録します。

 インストールにはインターネットに接続できる環境が必要です。また、パーティションの構成やインストールするブートローダをあらかじめ決めておく必要があります。次の手順ではパーティションテーブルにGPTを使用し、ブートローダにはGRUB2をインストールしています。

1. キーボード配列の指定

使用しているキーボード配列を指定する。ここで行う設定は一時的なものであるため、インストール後には改めて設定する必要がある。

root@archiso ~ # loadkeys jp106

2. ストレージデバイスの設定

接続しているストレージデバイスのパーティショニング、フォーマット、マウントを行う。

パーティショニングはインストールメディアに含まれているパーティショニングツールを使用して行う。その際、パーティションテーブルの規格(MBR、GPT)によって使用するツールは異なる。

root@archiso ~ # gdisk /dev/sdx

フォーマットはmkfsを使用して行う。ここでフォーマット対象のパーティションとファイルシステムを指定する。

root@archiso ~ # mkfs.ext4 /dev/sdx1

マウントは/mntにrootパーティションが対応するようにして行う。bootパーティションであれば/mnt/bootへマウントする。

root@archiso ~ # mount /dev/sdx1 /mnt

3. システムのインストール

 Arch Linuxのシステムをインストールする。インストール後に行える設定(ホスト名やタイムゾーンの設定)については省略する。

 pacstrapを使用して、basebase-develのパッケージをインストールする。 その際、国内のミラーサーバーからパッケージをダウンロードするようにmirrorlistを編集する。 日本のミラーサーバーにはtsukuba.wide.ad.jpjaist.ac.jpがある。

root@archiso ~ # vi /etc/pacman.d/mirrorlist
root@archiso ~ # pacstrap /mnt base base-devel

genfstabを使用して、fstabを生成する。

root@archiso ~ # genfstab -U -p /mnt >> /mnt/etc/fstab

arch-chrootを使用して、新しいシステムの環境へ移動する。移動後には再度、使用しているキーボード配列を指定する。

root@archiso ~ # arch-chroot /mnt

ブートローダのインストールと設定を行う。ここでの手順はブートローダによって異なる。

GRUB2

sh-4.2# pacman -S grub2-bios
sh-4.2# grub-install /dev/sda
sh-4.2# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg

Syslinux

sh-4.2# pacman -S syslinux gptfdisk
sh-4.2# vi /boot/syslinux/syslinux.cfg
sh-4.2# syslinux-install_update -i -a -m

4. アンマウントと再起動

chroot環境を終了させて、上の手順でマウントしたパーティションをアンマウントする。その後、システムを再起動してインストールが完了する。

sh-4.2# exit
root@archiso ~ # umount /mnt
root@archiso ~ # reboot

システムの設定

再起動の後、インストール時に省略した設定を行う。

ホスト名の設定

echo myarchlinux > /etc/hostname

タイムゾーンとハードウェアクロックの設定

ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
hwclock --systohc --utc

新しいユーザーの追加とそのパスワードの設定

# useradd -m -g users -G wheel -s /bin/bash guest
# passwd guest

参考